BMW E24 てどんな車?

1984年更に洗練されたデザインで635がモデルチェンジ
それが俗に言われる「アイアンバンパー」と言われる中期モデルです
そしてあの「M1」の心臓を手に入れたM635CSIも登場です

BMW E24 635CSI /M635CSI

Part 2

Part 3は最終方ビックバンパーの登場です、お楽しみに!

1984年10月、フロントスポイラー、リアバンパーの変更、エンジンもロングストロークとなり5馬力アップ
の185馬力でスポーツ色を少し抑え、高級サルーンとして生まれ変わったのが中期635CSIだ。
フロントバンパーと同形状のリアバンパーがサイドラインを引き締め更に高級感を醸し出した。
低速トルクに重点を置くロングストロークエンジンの採用により、ATとの相性も良く「高級サルーン」としての地位を確立、この後日本で巻き起こる「バブル経済」を予期したかのように中期モデルの後半には
バッファローレザー、デュアルエアコン装備の「エクスクルーシブル」も発売されバブル絶頂期には
ベンツのSLと共に「バブルカー」として一般庶民の憧れの車となった。

「駆け抜ける喜び」をモットーにしているBMWがこれだけで終わるわけはありません。
実は1983年10月には本国であの「M1」の心臓を移植されたM635CSIが発売されていたのです。
ショートストロークエンジンにツインカムのヘッドを積んだ「M88」と言う名機を載せた生粋のスポーツカー
「M88」エンジンに30度のバンクをつけフロントに積み、最大出力286馬力から出る最高速は260km/h
をオーバーしました。5速ミッション、ノンスリップデフを標準装備したスーパーカー顔負けの車。

その後北米向けに、キャタライザー、ツインタイミングチェーンのローコンプエンジン版「S38」搭載の
「M6」が発売され、日本に正規輸入されたのは1986年7月、つまりビックバンパーが出る直前です。
その為アイアンバンパーの正規輸入車両の「M6」は日本には数十台しか輸入されていません。
ちなみに当社の最初のデモカーこだわり親父1号機はその数少ないアイアンバンパーの「M6」でした。


余談ですが基本的に正規輸入車には「M88」エンジン搭載車はないはずですが、当時はバブル全盛
なぜか正規輸入車に「M88」エンジン搭載のものがあったようです、見分け方は簡単。
まずヘッドカバーにエンブレムがあるものが「M88」、BMWと書いてあるものが「S38」エンジンです。
更に正確な見分け方は、サージタンクの下にあるアイドルバルブがあるものは「S38」
エアバルブしかないものが「M88」エンジンになります。

低速から盛り上がるようなパワーが「S38」、高回転まで綺麗に吹き上がり6000回転で更に凄みを増すのが
「M88」エンジンの特徴です。町乗りではさほど違いは感じられませんが高速道路やサーキットでの高回転の
使用では歴然とした差が出てきます、個人的には「M88」エンジンのほうが気持ちよく感じます。

「M88」エンジンを積み、ランボルギーニ社と共同開発されたが、レギュレーション変更等であまり陽の目を見なかった「M1」
当時フェラーリ308の倍の価格で売られていたこともこの車の性能がいかに際立っていたか想像つくであろう。

「M1」の心臓を移植し「世界一美しいクーペ」が
同時に「世界一速いクーペ」になった。
本国モデルは「M88」エンジン、北米、日本向けには「S38」エンジンが採用された。
写真は本国使用「M88」エンジン搭載の「M635」である。

当社1号機「S38」エンジン搭載の「M6」

当社2号機「M88」エンジン搭載の「M635CSI」